審査会に伝わる特記を書く

今月から「審査会に伝わる特記を書く」というコーナーを開始しました。
タイトルの通り、審査会委員及び審査会事務局の方に、調査結果を分かりやすく且つできるだけ正確に伝えるために特記事項をどう書くべきかを考える、というコーナーです。
調査員経験者なら誰しも、提出した調査表について審査会事務局から問い合わせの電話やFAXをもらったことがあると思います。選択理由を特記に書いたにも拘らず、状況が伝わらず「選択肢を間違っているのでは」などと質問される時があります。

例えば、1-7歩行が掴まらずにできる方が、転倒の不安から日頃は1本杖を使っているとします。
歩行の選択肢→つかまらずにできる
歩行の特記記載→つかまらずに歩けるが、転倒が心配で日頃は1本杖を使っている
と記載して調査表と特記事項票を提出した場合、審査会事務局では「調査の確認動作では掴まらずに歩けたが、日頃は1本杖を使わないと歩けない方」と解釈して、調査員に対し「選択肢は『何かにつかまればできる』の間違いではないか」と問い合わせが来る場合があります。

このように、実際に見聞きして選択する調査員と、実際に会うことなく特記事項の情報だけで判断する審査会の間では、特記事項の記載によって解釈に違いが出てきます。

上記のケースでは、特記記載を「日頃から掴まらずに歩けるが、転倒が心配で1本杖を使っている」と表現を変えると相手に伝わります。

このコーナーでは、相手に伝わりにくい表現や審査会から問い合わせが来るケースなどについて例を挙げて解説していきたいと思います。

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