審査会に伝わる特記を書く11月|今月のテーマ 移動

移動のケースと記載例

選択肢 ケース 特記記載のポイント
介助されていない歩き始めにふらつく為、その時は見守りされている。この特記文章では見守りに該当すると判断したのか、またその頻度が解らない。「常時の付き添いは必要がない」「常時の付き添いはされていない」などと記載し、その頻度も記載した方が良い。
介助されていない施設入所中。下肢筋力低下で自室内は歩行器、廊下などは車椅子を使用している。車椅子の場合は介助されている。(自室内では介助されていないケース)選択理由が判るように「日頃自室内で過ごす時が多い」など、選択根拠を明らかにする
介助されていない右膝骨折で、掴まっての立位保持は出来るが歩行は掴まっても出来ない。ベッド中心の生活でトイレには這って行っている。本人は這うことに抵抗はなく膝痛になる事もない。(本人の意向で這って移動しているケース)本人の意向で這って移動しており、不適切な状態とは判断しなかったことを記載する
見守り施設入所中。歩行不安定だが職員が付き添うと「監視されているようだ」と拒否する。職員は付き添わず少し離れた所から常時注意して見ている。見守りの定義とは異なるが、本人の意向でやむを得ず離れて見ている状態で、「見守りに相当する」と判断したことを記載する。
見守り1‐7歩行は「掴まればできる」を選択し、移動は車椅子を自走しており、「見守り」を選択しているケース。 この場合は①歩行可なのに車椅子を使う理由②見守りが必要な理由③具体的な見守りの状況を記載する。
見守り歩行自体は安定しているが、認知症がありトイレなどには毎回付き添っている。見守りが必要な具体的な理由を記載する。
一部介助腰痛症で3週間前から布団でほぼ寝たきり状態。トイレは杖を使って何とか一人で行くがしばしば間に合わずに失禁している。日中は一人になる。介助されていない状況は不適切として一部介助を選択し①不適切と考える理由②一部介助を選択する根拠を記載する。
一部介助左片麻痺があり車椅子で移動している。平らな所は車椅子を自走し、方向転換する時や段差のある所では介助されている。「一部介助」を選択する根拠としての、具体的な介助の状況と頻度を記載する。
全介助寝たきりで移動の機会は全くない。移動の機会がないことと、選択理由を記載する。

来月は「えん下」と「食事摂取」について,ケースと記載例を紹介します。