審査会に伝わる特記を書く12月|今月のテーマ えん下・食事摂取

えん下・食事摂取の記載例とポイント

えん下

選択肢ケースポイント
できるえん下は出来るが、かき込んで食べるために誤えんの可能性があり、食事中は職員が付き添っている。かき込んで食べている状態だが、誤えんの可能性が高くて見守りが必要な場合は「見守り」を選択しても良いと思われます。
見守り経管栄養が行われているが、飲み込みやすいプリンなどは何とか食べられる。日常的に「何とか食べられる」状態なのかその頻度を記載すべき。稀にできる状態なら「できない」に該当します。
見守りむせることが多く、トロメリンを使用している。現在のえん下状態を記載すべき。トロミ剤を使ってむせりが解消した場合は「できる」となります。また「トロメリン」は商品名なので「トロミ剤」とすべきです。
見守りむせるのでペースト状のものを摂っている。上記ケース同様現在のえん下状態を記載すべきです。見守りなどが行われている場合はそのことを記載すれば選択肢の妥当性が高まります
できない胃ろうからの経管栄養中。えん下訓練が行われており、訓練時にはゼリーなどは食べられる。訓練は日常的な状態とは言えないので「できない」の選択が妥当です。

食事摂取

選択肢ケースポイント
介助されていない脳出血後遺症により片麻痺があり、食事の時は左口角からの食べこぼしがある。実際に介助は行われていない事と、食べこぼしに対して具体的にどのような介助が行われているか記載すべきです。
介助されていない一点食いでバランスよく食べられない。そのため食事中に皿を置き換えたり声掛けしたりしている。食事中の付き添いはない。常時の付き添いがない場合でも、食事行為中の見守りや確認は「見守り」に該当します。該当する状態かどうか解るように記載すべきと考えます。
見守り途中で手が止まるので見守りが行われている。最初のみ口に運ぶ介助をすると、それ以降は周りにつられて自分で食べる。口に運ぶ介助の頻度を記載すべきです。毎回なら「一部介助」に該当します。
全介助調子が良いとスプーンを持たせれば自分で食べることがあるが、落ち着いて椅子に座っていることが出来ず日常的には介助で食べている時が多い。「日常的には介助で食べている」についての具体的な介助の方法を記載すべきです。
全介助食事摂取量が不安定なために胃ろうによる経管栄養と経口摂取を併用している。経口摂取は毎食小さめなおにぎりを1個自分で食べ、経管栄養は朝夕400kcal注入されている。摂取カロリーから経管栄養を食事とし、その介助の方法で選択したものです。経管栄養を食事と判断した理由と、経管栄養の介助の方法を記載すべきです。
全介助ベッド上で経管栄養、水分補給を実施。おやつ(ビスケット、バナナ)を手渡せば自分で食べる。対象者の食事は経管栄養なので全介助が選択されていると思われます。おやつの件は紛らわしいので食事摂取の特記には不要と思います。