認定審査会に伝わる特記を書くPart2|徘徊/外出すると戻れない

徘徊

ポイント 

・目的もなく動き回る行為であることが判る記載が必要です。

・この項目で評価した場合は「4-14 勝手に行動する」では評価しません。

記載例選択した選択肢ポイント
トイレや自室など、目的の場所が判らずウロウロする時があるが、施設職員が徘徊に至る前に誘導している。ない選択肢は問題ありませんが、目的の場所がどこか判らずにウロウロしている場合は徘徊とは評価しません。
現在施設入居中で、施設内を歩き回り、洗面所のペーパータオルや施設のティッシュペーパーを自室に持ち込んでいる。あるこの場合は徘徊ではなく勝手な行動として評価するべきです。
何をしたらよいか判らない様子で、日中は施設内、夜間は自室内を歩き回る。ある「目的もなく歩き回る」としたほうが判りやすいと思います。
日頃から自分の部屋を出たり入ったり、理由もなく同じ行動を繰り返すことがある。家族がどうしたのか尋ねても答えられない同じ行動を繰返す行為自体は徘徊には該当しません。読み手が分かるように「目的もなく部屋を出たり入ったりして動き回る」とすることを勧めます。
毎日帰宅願望があり施設内を歩き回る。(4-8落ち着きなしも同じ内容の特記で「ある」を選択)あるこの場合は4-8落ち着きなしで評価するべきです。

前回の審査会に伝わる特記を書く″徘徊"の記事

 

外出すると戻れない

ポイント

・居室の入り口に大きな目印をつけるなどの対策を講じることで該当する行為が見られない場合は、その状況を記載します。
・一人では戻れない為に付き添いや誘導を受けている場合は「ある」を選択し、その状況を記載します。

記載例 選択した選択肢ポイント
現在施設入居中で、フロアーで過ごしていると、自分の席が分らなくなる。時々ある定義に該当しません。
入院中で、部屋が変わると自分の部屋が判らなくなり、また、トイレもいつもと違う所に入ると部屋に戻れなくなる。現在は慣れたので部屋を間違えることはない。時々ある1か月内に1回あったため「時々ある」を選択しているようです。現在の状況で戻れないことがないと考える場合は「ない」を選択して特記のみとするべきです。
施設入所中で、常に職員が付き添っているが他の入居者の部屋で寝ていたり、目を離すと外に出てしまい、戻れなくなり職員が探しに行くことが月に1~2回ある。時々ある自分の部屋に戻れないために常に職員が付き添って誘導している場合は「ある」を選択します。
施設内を徘徊し、他の入居者の部屋に入ってしまい自室に戻れないことが週に1回以上ある。ある「自室が分らなくなり、他の入居者の部屋に入ってしまう時がある」としたほうが判りやすいと思います。
自宅から一本通りが違うと迷ってしまうため、一人では外に出さないようにしている。ある一人で外に出ることがない場合は「ない」を選択して特記のみとするべきです。
グループホーム入居中。目的の場所が判らずウロウロしているため、職員の声がけを受けて目的の場所に行っている。あるこの特記では定義に該当しないと判断されます。目的の場所が自分の居室も含むのであれば、居室に戻れない状況を中心に記載するべきです。