認定審査会に伝わる特記を書くPart2|大声を出す

ポイント

大声を出す理由ではなく、「突然」「理由もなく」「誰もいないにもかかわらず」などの状況を記載します。また、状況にそぐわない大きな声、目的に照らして不適切な大きな声などについて、具体的な状況や頻度、介護の手間などを記載します。

記載例選択肢ポイント
施設入所中で、突然イライラし始め、他の利用者に訳もなく大きな声で怒鳴ることが月に2~3回ある時々ある状況が分かる特記です。介護の手間があれば記載しましょう
更衣や歯磨きをするように家族から促されると「うるさいな」と大きな声で言う時々あるこの特記では不適切な状況とは言えず「ない」を選択するべきです。「ある」「時々ある」を選択する場合は目的に照らして不適切な状況の記載が必要です
普通に会話していても、自分の思い通りにならないと大きな声で怒鳴ったりするある大きな声を出す理由ではなく、「突然」など、場面にそぐわない状況であることが判る記載をするべきです
グループホーム入居中で、他に利用者が話しかけてくると「うるさい、静かにしろ」などと大きな声で怒鳴るある状況は判りますが、不適切な状況であることが分かるように「理由もなく」などの記載があると判りやすいと思います
グループホーム入居中で、夜間自室で「バカヤロー」などと毎日大声で叫ぶある状況が分かる特記です

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